定住者探訪

INTERVIEW 01

第一回 岩井原家

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福智山がすごくきれいで、ここに住みたいと思ったんです。

第一回 岩井原家

岩井原賢さんの趣味はオフロード車での山間ドライブ。
あるとき、たまたま通りがかった福智町・上野の道すがら、小さな「売地」の看板を目にします。
「ちょうど敷地の広い土地を探していましたし、田舎暮らしをしたいという思いもあって。何よりそのとき見た福智山がすごくきれいで、ここに住みたいと思ったんです。カミさんに相談したら思いのほか乗り気で、『行こう、行こう』って」
トントン拍子に話が進み、購入した土地にやがて家が完成。
「福智町は土地が安く、直方の家と土地を売ったお金でここに家
が建てられたことも良かったですね」

近隣の方々がすごく気さくに話しかけてきてくれて。

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果樹園に囲まれた一軒家で上野の住人となって11年。
当初、夫妻の唯一の心配事だった「町の人に受け入れてもらえないのでは?」という心配もまったくの杞憂だったと言います。

「近隣の方々がすごく気さくに話しかけてきてくれて。おかげで移住してすぐ地域に溶け込めました。子どもたちがお年寄りと接する機会が多いのもいいことですし、子ども会やPTA活動を通してたくさんの人と親交が深まりました」。

家のまわりすべてが、子供たちにとって絶好の遊び場です。

そんな岩井原さん一家の楽しみは、家族みんなでのキャンプ。といってもキャンプ場などに行く必要はありません。
「実は家の裏の空き地を使わせてもらっているんです。プライベートキャンプ場ですね(笑)。焚火や虫取りもできる。
家のまわりすべてが、子どもたちにとって絶好の遊び場です。広々とした土地と静かな環境は、遊びに来る友人や兄弟にも羨ましが
られます」と賢さん。
由利加さんも、「旅行などから福智町に帰ってくるとほっとしますね。あ~やっぱりここがいいなって」
さらに、福智町の食の豊かさも住んでみて実感したことのひとつ。旬の野菜や果物はもちろん、猪肉のおすそ分けが舞い込むことも
しばしばです。

都会では考えられない静けさですよね。

山の美しさに惹かれ、移り住んだ福智町。
静寂をさえぎるものは何もなく、遠くを走る電車の音までもが岩井原家までやさしく届きます。
「都会では考えられない静けさですよね。夕方になると、山に住むシカのピィピィという鳴き声も聴こえてきます。
ウサギもいる、イノシシもいる。イタチ、アナグマも見ます。そういうところです、ここは」
四季折々に姿をかえる福智の山々に抱かれ、岩井原家の日々の営みは穏やかに紡がれていきます。